調子が悪くなったときに本調子に戻す方法

メンタル
この記事を書いた人
山下晶平

23歳 兵庫県神戸市出身
早稲田大学スポーツ科学部卒業
5歳からテニスを始め、中学2年生の時に全国大会優勝
直後に血行障害、TFCC障害、イップスを経験
8年の時を経てテニス選手兼フリーコーチとして神奈川、東京を拠点に活動中

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この記事で解決できるお悩み
・何をやっても上手くいかない日がある
・調子が悪くなった時にどう対処していいかわからない

【実況付き】不調のときに意識するのはこれだけ!

「今日は何をやっても入らない」

「いつもより身体の切れが悪い」

「集中力が保てず何だか上手くいかない」

このようなことを経験したことはありませんか?

上手くいかない日はとことん上手くいかない。

気持ちも落ち込むし、なかなかしんどいですよね。

この記事では調子が悪い日にはどうすればいいかをまとめました。

練習で不調になったとき

ここでは練習で不調になった時に実践することをご紹介します。

まず認識していただきたいのが、好不調があることが当たり前ということです。

どれだけ準備したり、コンディションを整えても上手くいかない日があります。

ずっと最高の状態なんて人はいないので安心してください。

1、不調であることを受け入れる

まずは不調であることを認めて受け入れてあげることが大事です。

不調があるのが当然なのにそこで自分を責めるのはもったいないです。

ミスなんかも同じです。

ミスして当然なスポーツなのに、ミスのたびに自分を責めるのはしんどすぎます。

この「受け入れる」というのは健全に成長するために必須の考え方だと僕は思います。

特に日本人は真面目な人が多いので自分を責めてしまいがちですが、それでは精神的にきついですよね。

「そんなときもあるよね」ぐらいの感じでいいと思います。

2、周りに相談してみる

なかなか自分の頭でどうなってるだろうと考えても、改善することは難しいです。

周りの生徒仲間やコーチ、誰でもいいので一度調子が悪いことを打ち明けて助言を求めてみましょう。

周りの人は客観的に自分のことを見れるので、どこが悪いのか的確にアドバイスしてくれることが多いです。

僕自身コーチをしていてもそうなのですが、やはり思っていることを打ち明けてもらえると悩みにもアプローチしやすいです。

コーチなのでどこがどうなってるかはわかるのですが、人の考えてることはわかりません。

そのため、自分から悩みを打ち明けるのは大事なことになります。

コーチだけでなく周りの方も全然アドバイスをしてくれます。

思っているよりも優しい人は多いです。

3、好きな練習をする

好きこそものの上手なれ

やはり好きな練習は楽しいです。

調子が悪いときに苦手を克服しようとしてもなかなか上手くいかないし楽しくないしでいいことはありません。

それならば、固執するのをやめて楽しいと思える練習にシフトしていいと思います。

グループレッスンであればなかなか難しいかもしれませんが、ラリーであれば得意なショットが打てるポジショニングにしたり、コーチに素直に話してみるのもありだと思います。

自分のことを理解してくれるコーチであれば、納得してくれます。

上手くなるためには気持ちが充実していることが非常に大事なので、しんどいなと思ったらどうすれば自分の機嫌をとれるかを考えてみましょう。

4、休憩する

上手くいかないときは思い切って休むこともありです。

僕は練習中でもこのままやり続けたら負の連鎖に陥るなと思ったら、素直に「少し休んできます」と言ってクラブハウスで好きな動画を見たりおいしいおつまみを食べたりしていました笑

これが意外とよくて、少し休めたら頭がすっきりするんですよね。

周りを気にする必要はありません。

むしろイライラしながら練習してしまう方が周りにも良くないと思うので、切り替えるための時間も大切にしてみてください。

自分が楽になれる方法を持っておくのはおすすめです。

好きな動画見る、おいしいものを食べる、音楽を聴く、漫画を読むなど、手軽で自分が楽しめたり気持ちを切り替えられることであればなんでもオッケーです。

それでまた練習再開して、それでもだめなら練習途中で帰るのも全然ありだと思います。

帰ってゆっくりしたら次の日は調子が戻っているかもしれません。

こういった諦めは僕は大事だと思います。

 

試合で不調になった時

試合で不調になった時はその場で何とかしなければいけないので練習とはまた違ったアプローチが必要になります。

これを実践すればいきなり本調子になるということはありませんが、少しずつ戻していくことは可能です。

1、受け入れる

これは練習の時と同じですね。

まずは自分が不調であることを受け入れましょう。

ここで不調であることを責めても意味がありません。

「なんで調子が悪いんだ」

ではなくて

「今できることはなにか」

に集中しましょう。

2、試合は練習通りできないことを認識する

試合において練習通りのことができないのは普通です。

普通のことなので落ち込む必要はありません。

普段の練習の時から、緊張がかかってパフォーマンスが落ちることを想定して練習することも非常に大事です。

あらかじめ調子が悪くなるかもしれないということを想定できていると、対応もできるようになります。

調子がいいと練習以上のことができることもあるので、そんなときはどんどん攻めましょう。

3、できることを積み重ねる

調子が悪いのにいつもと同じプレーを目指すのはよくありません。

それは現段階ではできないことなのです。

今の調子の悪い状況でできることはなにかを考えてそれを実行しましょう。

どんなに小さくても「できた」という成功体験が自分の調子を引き上げてくれます。

試合中に反省している時間はありません。

試合ではできることを全力でやって次の練習で改善しましょう。

4、ポジティブな言葉を使う

不調を脱するためには上機嫌になることが大事です。

上手くいってないからポジティブになんてなれないと思うかもしれませんが、無理やりでも自分の機嫌をとることによって調子が戻ることがあります。

逆にだめだ、だめだと思っていて調子が戻ることはありません。

自分の機嫌を取るために自分にポジティブな言葉をかけてあげてください。

テニスはメンタルスポーツなので、上機嫌がテニスに及ぼす好影響はすごいものがあります。

 

まとめ

 

できないことに目を向けず、今できることをやり続けるだけで調子が戻りやすくなります。

真面目に考えすぎなくていいのです。

時には開き直ることも非常に大事です。

精神面を整えることが僕は不調から抜け出すコツだと思っています。

最初は無理やりでもいいので自分で自分のことを励ましたり、褒めたりしてみてください。

慣れると、数秒で自分の機嫌をとれるようになったりもします。

自分に合ったものを取り入れていただき、不調から抜け出せるのに役立てていただけると嬉しいです。

練習で不調になった時
1、不調であることを受け入れる
2、周りに相談してみる
3、好きな練習をする
4、休憩する
試合で不調になった時
1、受け入れる
2、試合は練習通りにできないことを認識する
3、できることを積み重ねる
4、ポジティブな言葉を使う


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