自信とは
「自信」とは広辞苑によると
「自分の能力、価値や自分の言行の正しさなどを自ら信じること。また、その気持ち」
と定義されています。
読んで字のごとく、自分を信じることです。
自分自身の能力や価値を信じられるかどうか、思い込みと捉えることもできます。
めちゃくちゃ上手いのに全く自信を持っていない人
お世辞にも上手いと言えないが自信を持っている人
あなたの周りにもいませんでしょうか?
自信は実力の有無で決まるのではなく、思い込みで決まります。
自信をつけるための考え方と行動
ここからは具体的に自信をつけるためのステップをご紹介します。
もともと僕も自分に全く自信を持てませんでしたが、自分を責めてしまうのが辛く、どうやったら自分に自信を持てるかを模索しました。
今ではテニスでも私生活でも自分に自信を持てるようになって健やかに過ごせているので、皆さんの自信に繋がるととても嬉しいです。
1、いきなり自信を持とうとしない
「どうやったら自信を持てますか?」
という問いに対して
「いきなり自信を持とうとしないこと」
というのが僕の見解です。
自信の持ち方を模索しているということは、卑屈に考えてしまうことも多いと思います。
その状態でいきなり自信を持てるようになれることはほとんどありません。
何事も段階を踏むことが大事です。
まずは自分で自分を下げないところから始めましょう。
自信を持っていなくても、卑屈になったり自分を責めたりしないだけで相当楽になります。
どれだけ自分を責めたくなっても、深呼吸して留まりましょう。
だんだん自分を責める必要などないことに気づけるはずです。
2、ポジティブな言葉を使う
ありきたりですが、やはりポジティブな言葉を使うと気持ちもポジティブになります。
また、自分で自分を下げないために重要なのが人に使わないような言葉を自分にも使わないことです。
自信を持てない人は基本的に優しい人が多いので、人に
「あなたはダメな人間だ」
などとは言わないと思います。
しかし自分に対しては
「自分はなんてダメなんだ」
と思ってしまいます。
自分自身のことも周りの人と同じぐらい大切にしてくださいね。
3、小さな成功体験を積み重ねる
あなたは理想を高く設定しすぎていませんか?
100点だけを目指すと、100点に達するまで成功体験は一つもありません。
100点を目指しながらもまずは10点、次は20点としていくと100点を目指す前に何回も成功体験を積むことができます。
どれだけ小さなことでも「できた」が自信に繋がります。
大きい目標があるのはとてもいいことです。
しかしそれだけにならずに目標を細分化して、段階を踏んで大きな目標に近づいていきましょう。
4、ミスを許す
テニスはミスが7、8割を占めると言われているスポーツです。
それなのに、ミスをするたびに自分を責めていませんか?
ミスが当然のスポーツなのに常にミスを責めていたらしんどいです。
自分のミスを許してあげましょう。
大事なのはミスをしないことではなく、ミスをした後にどう修正するかです。
5、自分のことを褒める
自分がいいショットを打っても
「これが当然」
「まぐれ」
などで済ましていませんか?
いいショットを打ったら素直に自分に対してもナイスショットと言いましょう。
自分で自分を褒めることはなんら恥ずかしいことではありません。
むしろテニスは個人スポーツなので自分で自分の機嫌を取るという能力が必要です。
いいことをしたら自分に対しても褒めの言葉を使い、自分で自分の機嫌を取る能力を磨いてみてください。
6、決めたことを達成する
自分が決めた目標や約束事を達成すると自信がつきます。
30分毎日を1か月続けると言って、ちゃんと1か月続けれたら自分への信頼が増します。
人に約束を破られるとその人への信用がなくなるのと同じで、自分自身が決めたことを達成できないとどうしても自分への信用を失ってしまいます。
始めに述べたように自信とは自分を信じることです。
自分を信じられるように自分が決めたことを達成してみてください。
これも小さな成功体験を積み重ねると同じで、大きすぎる目標を設定して達成できないと自信に繋がらないので、自分を追い込みすぎないでも達成できることで十分です。
7、自分の強みに目を向ける
どんな人にも強みはあります。
強みがないのではなく、気づいてないだけの人が多いです。
自信を持てないからたくさん練習することができたり
球は速くなくても配球で勝負できたりなど
人の数だけ強みは存在すると思います。
もし本当に自分に強みがないと思ったら、是非周りの人に自分の強みは何かを聞いてみてください。
自分では気づかなかった強みを教えてくれるかもしれません。
弱みや苦手を克服するのは大事ですがそればかりだと気が滅入ってしまうので、それ以上に自分の強みや得意を伸ばすことに多く取り組んでみてください。
8、量をこなす
もうこれ以上のことはできないというぐらい練習やトレーニングを積み重ねると、自然と自信がつきそれで上手くいかなければ仕方ないと開き直れるようにもなります。
ここで気を付けてほしいのが、精神をすり減らしてまで量をこなしてしまうことです。
度を越えた頑張りは、残念ながらマイナスに転じてしまうこともあります。
量をこなしながらも常に自分の精神状態を確認してください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
自信を持てていない人は、まずは焦らずに自信は持ってないけど卑屈にもならないぐらいを目指しましょう。
僕自身もまずはそこを目指して自分を責めないようにした結果たどり着くことができたのですが、自信を持っていなくても自分を責めずに認められるだけでこんなに楽なのかとなりました。
その状態にしてあげてから、いろんな成功体験を積むと徐々に自信を持てるようになると思います。
段階を踏んで少しずつ成長していきましょう。
1、いきなり自信を持とうとしない
2、ポジティブな言葉を使う
3、小さな成功体験を積み重ねる
4、ミスを許す
5、自分のことを褒める
6、決めたことを達成する
7、自分の強みに目を向ける
8、量をこなす
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