読むだけで強くなれる?テニス上達におすすめの本5選

コラム
この記事を書いた人
山下晶平

23歳 兵庫県神戸市出身
早稲田大学スポーツ科学部卒業
5歳からテニスを始め、中学2年生の時に全国大会優勝
直後に血行障害、TFCC障害、イップスを経験
8年の時を経てテニス選手兼フリーコーチとして神奈川、東京を拠点に活動中

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この記事で解決できるお悩み
・テニスに役立つ知識をつけたい
・オフコートで何か学びたい
あなたは本を読みますか?
もし読まないのであれば是非少しでも読むのをおすすめします。
本を読むことによって人の知識や経験を吸収することができます。
人が何十年もかけて手に入れた知識や経験を数時間で手に入れることができるのです。
ある意味チートです。
実際僕は今から紹介する本の内容を実践して戦績が上がったりしました。
ただ練習するだけが上達に繋がるわけではないと強く思います。
この記事では僕が読んだ本でテニスに役立つものを紹介していきます。

僕が特にお気に入りのテニスの上達に役立つ本5選

1、ウイニング・アグリー

この本は僕の試合用のバイブルです。
本当にこの本を読んで試合の戦績が出るようになったといっても過言ではありません。
元世界4位のブラッド・ギルバートが書いた本です。
ギルバートは体格にも恵まれておらず秀でた武器もない。
周りにはマッケンローやボルグ、レンドルといったスター選手ばかり。
そこでギルバードは
「武器がないなら頭を使うしかない」
と考え、強敵に勝つためにフルに頭を使いました。
アグリーとは英語で「醜い」という意味でウイニングアグリーで「醜く勝つ」という意味になります。
泥臭く勝つのほうがイメージしやすいかもしれませんね。
ウイニングアグリーの精神で、ギルバードはひたすら頭を使ったりあらゆる作戦を用いて強敵を倒し
世界4位にまでたどり着きました。
本書では頭の使い方やギルバードが実践していた作戦が惜しみなく紹介されています。
名前にもある通り読めば強くなる神本です。

 

2、インナーゲーム

この本は僕の練習用のバイブルです。

インナーゲームとは、選手が外側の世界で実際に行われているアウターゲームに対して、選手の心の中で行われるもう一つの勝負のことを指します。

心の中のインナーゲームに勝つことが、アウターゲームに勝つための近道であると作者は述べています。

顕在意識と潜在意識の話に類似しています。

本書では顕在意識(有意式領域)をセルフ1と呼び、潜在意識(無意識領域)をセルフ2と呼んでいます。

作者はこのセルフ1が成長を阻害していると考えています。

確かに上手くいかないときは頭でいろいろ考えたり自分を非難してしまっていることがほとんどです。

セルフ1による妨害を阻止してセルフ2のもつ力を最大限に発揮することがインナーゲームにおける勝利とされています。

人間の能力はセルフ1はは20%以下、セルフ2が80%以上を占めているといわれています。

つまり頭でいろいろ考えていてもそれでは実力の20%しか引き出せないのです。

本書ではどのようにすればセルフ2を優勢にしてプレーができるかを詳しく書いています。

セルフ2が優勢の状態は「ゾーン」に近いものだと考えます。

その状態を自ら作り出せるようになれるとしたら、それはすごいことだと思いませんか?

 

3、超一流のメンタル

元世界ランキング2位、17歳でグランドスラム優勝を果たし、錦織選手の指導もしているマイケル・チャンの考えを深く知ることができます。

チャンもしんちょう175cmと小柄ながらに世界のトップで活躍してきた選手なのでメンタルの強さはそれはもうすごいものがあります。

錦織選手が全米で準優勝したのはチャンコーチに教わったことが大きいのは有名ですね。

本書では実際にチャンが錦織選手にかけている言葉なども紹介しており、チャンの言葉が非常に胸に刺さります。

テニスはメンタルスポーツなのでメンタルがプレーに与える影響は計り知れません。

だからこそメンタルについて深く学び、自分自身を味方にすることができると格段に強くなれます。

自信を持てない人、落ち込んでしまいやすい人にはとても心に響き勇気をもらえる本です。

4、テニス丸ごと一冊サービス

この本は亜細亜大学の教授でテニス部の監督の堀内昌一さんが書かれています。

「サーブ指導と言ったら堀内さん」

というぐらいテニス界で有名な方です。

本書では「ナチュラルスピンサーブ」を習得することができれば、それを応用してボールの当て方を変えるだけでさまざまな球種を打ち分けることができると述べています。

そしてナチュラルスピンサーブを身につけると意図したところへ何度でも入れることができるようになり、自信を持ってサービスゲームに臨めるようになります。

この本ではサーブに関する情報が一冊まるまる詰まっていて、僕は元々サーブが得意ではなかったのですがこの本でサーブについて深く学ぶことができ、それを実践した結果サーブキープ率は格段に上がったように感じられました。

サーブは試合において最重要のショットなので、一度突き詰めて練習するのが試合で勝てるようになる近道かもしれません。

 

5、テニスはインパクトが9割

まずタイトルで惹かれますね、僕はこの本を見た瞬間即買いしてしまいました笑

スイングのフォームを意識していくら練習を重ねてもテニスはなかなか上手くならない。

それはフォームに正解はないから。

世界のトッププレーヤーを見比べてもそれぞれみんなフォームは異なる。

本当に大事なのはインパクト。

インパクトを極めればテニスは格段に成長する。

インパクトが正しければそのフォームは正しい。

と筆者はインパクトの重要性について深く書いています。

もう間違いなさすぎますね。

僕もフォームばかり気にする人だったのですが、インパクトさえしっかりしていればあとのフォームなんていうのは自然に任せればいいんだなと思えるようになりました。

そう考えられるようになりスイングはよくなったし、思考もシンプルになりいいこと尽くしでした。

本書ではインパクトの受容性から具体的な方法まで詳しく書いてあります。

これを読むだけであなたのストロークが別物になるかもしれません。

 

まとめ

テニスに限らず、知識があるかないかだけでテニス力にも成長速度にも大きな差が生まれます。

最短で成長したいと思ったらオフコートでも情報を得るのが大事です。

「本を読むのは苦手」

と思うかもしれませんが、最初は5分10分からで大丈夫です。

だんだん慣れていきますし、いい本は自分の成長を感じさせてくれるのでどんなことを知れるのだろうという本に出会えたら読書が楽しくなるはずです。

是非いい本に出会っていただけたら嬉しいです。

まだまだいい本はたくさんありますし、僕自身も読みたい本がたくさんあるので第2弾も楽しみにしていてください。

テニスの上達に役立つおすすめの本5選
1、ウイニングアグリー
2、インナーゲーム
3、超一流のメンタル
4、テニス丸ごと一冊サービス
5、テニスはインパクトが9割
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